青春18きっぷ一人旅~春の栃木・群馬・宮城の旅~ 三日目 仙台・松島・石巻を巡る
今から3年前、初めて一人旅に出た時の記録です。
三日目の今日は、仙台、松島、石巻を巡ります。
青葉城址へ
この日は朝6時起床です。よく眠れました。昨日の大事件など忘れてしまいました(笑)
7時頃にユースホステルを出発します。
昨日来た道を引き返して東仙台駅に向かおうとしたのですが、どうも昨日歩いてきた道と違います。おかしいな、と思いながら歩いていると、駅がありました!
しかし、陸前原ノ町駅という別の駅でした(笑)
方向が全く違ったのですが、距離的にはあまり変わらなかったようなので、よしとします(笑)
仙石線で仙台駅に向かいます。仙石線の仙台駅は地下駅で、西口(青葉城址側の出口)に出るのに少し時間がかかりました。終点のあおば通駅まで行っても良かったみたいです。
仙台駅からは歩いて青葉城址に向かいます。
仙台駅からバスがあるようなのですが、朝9時頃からしか走っておらず(このときは朝8時でした)、お金をできるだけ節約しなければならないのもあって、歩きました。
思っていたより遠かったです…
3,40分歩いて…
伊達政宗とご対面です!
青空によく映えています。かっこいいです!
ここからは仙台市内を一望できます。どうしても伊達政宗像を入れたかったので、このアングルになりました…
とてもいい天気で、遠くまでよく見えていました。歩いてきたかいがありました。
再び歩いて仙台駅に戻ります。そろそろバスが動く時間ですが、歩きます(笑)
しかし歩いていると面白い発見もあるものです。
青葉城址の近くに、「フィギュアスケート発祥の地」というのを見つけました。
五色沼という沼なのですが、昔は冬になると沼の水が凍ってスケートをしていたとか…
仙台が発祥の地だとは知りませんでした。
帰りは青葉通り沿いを歩きました。道の両側、中央分離帯にも木が植えられていて、杜の都仙台、を実感しました。
しかしなかなかに遠かったです。もし行かれるときはバスか地下鉄をおすすめします。
日本三景 松島へ
仙台駅に戻り、次は松島を目指します。
朝乗ってきた仙石線に再び乗り、40分ほどで松島海岸駅に到着です。
ちなみに、松島海岸駅とは別に松島駅もあるのですが、そちらは観光スポットから少し離れているので、松島海岸駅で降りるのが良いと思います。
駅を降りて少し歩くと、遊覧船乗り場に着きます。
本当は乗りたかったのですが、お金がなく…断念です(泣)
気を取り直して、五大堂に向かいます。
五大堂は少し海に突き出したところにあって、朱色の橋を渡っていきます。
そこからの景色がこれです。
絶景です!
太陽の光で輝く青い海に浮かぶ緑の島々!とてもきれいでした。
その後は少し高台にある新富山展望台というところに行きました。
そこからの景色がこんな感じです。
手前がごちゃごちゃしていて、少し微妙な感じがしましたが、上から眺めるとまた違った感じがします。
駅に向かって戻ります。
ちょうどお昼時だったので、なにか食べたいなー、と思っていると…
焼き牡蠣をやっているところがありました。値段は、、500円!
何個だったかは忘れましたが、まあまああった気がします。
お金がないといっても、これは食べなければ!と思い、購入。
とてもおいしかったです!買ってよかった!
さらに戻っていると、こんどはずんだ餅の旗が…
これも仙台名物、食べたい…
と思い、これも買ってしまいました(笑)
お金がないんじゃなかったのか、という話なのですが、食べるものは食べないと後で後悔するので、食べてしまいました(笑)
これもまたおいしかったです。おいしかったのは覚えているんですが、詳しい味は忘れてしまいました…
いろいろ寄り道をして、やっと松島海岸駅に戻ってきました。
石巻へ
ここから先は震災関係のこととなります。思い出したくない、という方もおられるでしょうし、僕の文章が配慮に欠けていることもあるかもしれないので、気になる方は下の「仙台名物牛タンを食す」をクリックして飛ばしてください。
ここから先は東日本大震災で大きな被害を受けた区間を通ります。
特に途中の野蒜駅のあたりでは、列車や線路が津波で流されるなど大きな被害が出てしまい、線路が高台に移転されての開業となったそうです。
この時は震災から6年が経過していましたが、更地が多く、復興はまだまだ途中なのだと思い知らされました。
そのような景色の中を進み、40分ほどで石巻駅に到着しました。
駅から歩いて日和山公園という高台へ向かいます。
途中、お店の壁などに津波の高さを示す表示がありました。自分よりも上のところにあり、改めて津波の恐ろしさを知りました。
20分ほど歩いて、日和山公園に到着です。
日和山公園からの眺めです。
下は震災前の写真です。真ん中あたりの川の右側にある緑のところが日和山公園です。
建物がほとんど流されてしまったようで、更地になっています。
内陸側も
真ん中の島が大きな被害を受けたようです。
川の反対側も、建物がかなり少なくなっています。
震災が街の様子をすっかり変えてしまったことがよくわかる場所でした。
その後も海の近くを歩きました。
本当になにもなくなってしまっているところも多く、工事車両がたくさんいました。
これは旧門脇小学校です。学校にいた生徒たちは裏山に登って助かったそうですが、津波に加え火災にも見舞われたそうで、大きな被害を受けました。
今でも一部は震災遺構として保存されているようです。
その後震災資料館に寄り、駅に戻りました。
被災地の状況を見る、というのは今回の旅の目的の一つでした。この時すでに6年が経過していたので、復興はかなり進んでいるのではないかと思っていたのですが、まだまだ道半ばだと感じました。
今回石巻を歩いたり、震災資料館を見たりして、改めて震災の恐ろしさを思い知りました。もう9年が経ちましたが、決して風化させてはならないと思います。
仙台名物牛タンを食す
石巻駅から仙石東北ラインで仙台駅に戻りました。
仙台駅に着くともう夜の7時頃でした。夕食の時間です。
仙台といえば、、、牛タン!ということで、牛タンを食べました。ただし、一番安いやつです…
この牛タンですが、とても肉厚で、普段焼肉で食べているタンとは全然違いました。薄切りにしているか厚切りにしているかの違いのようですが、とてもおいしかったです。
その後は電車で数駅行ったところにあるスーパー銭湯に行き、夜行バスの出発まで時間をつぶしました。
仙台駅に戻り、仙台駅11時発の夜行バス「仙台ライナー」前橋行きに乗り込みます。
乗り込んでから座席の仕組みが分からずごそごそしていると、隣の席の男性が丁寧に教えてくれました。とてもうれしかったです。
今日は合計で20キロ以上歩いたので、よく眠れそうです。
ムーンライトながらとは違って、足もある程度は伸ばせます。
4日目に続きます。
読んでくださってありがとうございました!
青春18きっぷ一人旅~春の栃木・群馬・宮城の旅~ 2017年3月 二日目 日光東照宮へ 大事件発生!?
今から3年前、初めて一人旅に出た時の記録です。
二日目の今日は、ムーンライトながらで東京に到着し、東京から日光東照宮を経由して仙台に向かいます。
しかし思わぬ事件が…
一日目はこちら↓
東京駅に到着!
横浜駅の手前で車内放送で目が覚めました。時刻は4時半くらいだったでしょうか。
この車掌さんのアナウンスが、とても記憶に残っています。旅情を誘うような…(うまく言えませんが)、そんなアナウンスでした。
まだ4時半だったので、電車もあまり動いておらず、静かな朝でした。
その後30分ほど、静かな車窓を眺め、車内放送に旅情をかきたてられていると、5時5分、東京駅に到着です。
なかなか足を伸ばせずしんどかったですが、夜行列車の旅を満喫できました!
日光東照宮へ
東京駅で昨日会った友達と再会し、一緒に山手線で上野へ向かいます。
上野駅ですぐに友達と別れ、一人旅再開です。なんだか少し寂しい…
別れはどこでも寂しいものです
コンビニで朝食を買い込み、宇都宮行きの普通列車に乗り込みます。朝早いので上野駅始発で、ボックスシートを確保することができました。
荒川を渡って埼玉県に入るころには、太陽もだいぶ昇ってきました。電車のほうも、最初はガラガラでしたが、だんだん人が増えてきます。
2時間ほど電車に揺られて、7時半ごろ、宇都宮駅に到着。日光線に乗り換えます。
朝の通学時間帯で、学生さんが多かったです。部活に行く人が多かったようです。
日光駅に近くなってくると、杉並木みたいなものも見えました。
そして8時半ごろ、日光駅に到着です。
日光東照宮までは2~3kmほど。歩いても良かったのですが、時間の都合上、バスに乗って行きました。
9時ごろ、日光東照宮に到着です。
日光東照宮に到着
さっそく参拝していきます。
石鳥居です。写真を見て気づいた方もおられるかもしれませんが、石段の幅が手前から奥に行くにつれて狭くなっているんです。
これは、奥を狭くすることで遠近法によって鳥居を大きく、荘厳に見せる効果があるそうです。
周りの木も含めて、とても雰囲気がありますよね!
鳥居を抜けると、左手に立派な五重塔が現れます。
そして表門を抜け、左に曲がると…
有名な三猿です。右から見ざる、言わざる、聞かざる、ですね!
ただ少し記憶があいまいなのですが、この時はこの三猿は修復中だったような…
真ん中のだけやけにきれいですね(笑)もしかしてここだけ修復されていたのかな…詳しいことは忘れてしまいました。
というのも、今日はこの後大事件が起こるんです…
そしてこれが陽明門です。本当に立派です。
パッと見るだけでその豪華さに圧倒されますが、よく見ると装飾もすごいんです。
だいぶ見にくいですが、小さな彫刻がびっしりです!そしてその一つ一つもとても細かく、色も鮮やかです。
本当にすごかったです。
陽明門を抜け、さらに石段を登り奥に進むと奥宮があります。
これが宝塔です。徳川家康のお墓です。
徳川家康のパワーが満ち溢れている場所などと、パワースポットになっているようです。全く知りませんでしたが、ここまでの石段も含めて、雰囲気のある、神秘的な場所だったように思います。
かなり早足で巡ったと思うのですが、1時間半くらいはかかったように思います。
他にも見どころはあるはずなので(僕も見たのだと思うのですが、写真が残っておらず、記憶もあいまいです…)、興味のある方はぜひゆっくり巡ってみてください!(行けるようになったら…)
輪王寺へ!しかし…
続いて近くにある輪王寺に行きました。
東照宮と二荒山神社、輪王寺が二社一寺と言われていて、本当はすべて巡りたかったのですが、時間的に二荒山神社は断念しました…
この輪王寺ですが、中までしっかり見ました。
しかし、ここでこれまで引っ張っていた(笑)大事件が起こり、その記憶を全て吹き飛ばしてしまったんです…
なんと、青春18きっぷをなくしてしまったんです!
僕はうかつにも、切符をポケットの中に入れていたんです…
そして、輪王寺から出た時に、ないのに気づきました…
その後、輪王寺の方にも一緒に探していただき、東照宮のほうも探してみたのですが、見つかりませんでした…
どうしよう!
この時は確か青春18きっぷは11,850円だったと思うのですが、これは大金です!なんでポケットなんかに入れたんだろう、などと後悔しましたが、時すでに遅し。
さらに、探していたおかげで時間もピンチです。
みなさん、絶対に大事なものはポケットに入れないようにしましょう(笑)
どうしようと思いながら、バスに乗って日光駅に戻りました。
ここで旅行を中止にするか、新しく切符を買うか…
悩んだ末、11,850円で新しい青春18きっぷを買いました!
しかし、これで僕のお財布は大ピンチです(笑)
それでも、今日の目的地の仙台を目指します。
仙台へ
日光駅から日光線で宇都宮駅に戻り、そこから途中何度か乗り継ぎをしながら、東北本
線で仙台駅へと向かいます。
春休みとはいえ、平日の昼間だったので、まあまあ車内はすいていました。
黒磯から先は、列車も2両になり、一気にローカル色が濃くなりました。
残念ながらこの移動の間もこれからどうしよう、などと考えていて、車窓どころではなかったのであまり覚えていません(泣)
ただ覚えているのは、昼食がコンビニの5個入った100円のあんぱんだけだったことです(笑)
日光駅を出てから6時間くらい乗り続けて、6時頃、仙台駅に着きました。
仙台駅は思ったより大きく、人も多くて驚いた記憶があります。
もう一度電車に乗って、隣の東仙台駅で降り、歩いて今夜の宿に向かいます。
20分くらい歩いて、今夜の宿であるエスポールみやぎユースホステルに到着しました。
このユースホステルのことはまた今度詳しく書こうと思うのですが、僕の想像していたユースホステルと違って(いい意味でです(笑))個室で、部屋も広く、とてもよかったです。
しかも夕食付きで3,600円くらいでした。(何か割引があったので普通ならもう少し高いかもしれませんが、それでも安いです)
この安さのおかげでものすごく助かりました!(笑)
今日はいろいろありましたが、とりあえず疲れをとろうと眠りました。
3日目に続きます。
読んでくださってありがとうございました!
青春18きっぷ一人旅~春の栃木・群馬・宮城の旅~ 2017年3月 一日目 ムーンライトながらで東京へ
神戸駅から東へ
今から3年前、初めて一人旅に出たときの記録です。もう3年も経つのかー、と思うくらいよく覚えています(さすがに電車の時刻とかまでははっきり覚えていないですが)。
この日は神戸駅からスタートしました。17時頃の新快速で東へ向かいます。
ここで悲しいお知らせなのですが、この日の写真が、、、ほとんどないんです(泣)
なぜかというと、スマホの容量が足りなくなった時に、かなりの写真を捨ててしまったからです…
2日目以降はまあまあ残しているのですが…すみません。
ないものは仕方がないので、仕切り直して書いていきます!
途中南草津駅で下車し、徒歩10分ほどのところにあったスーパー銭湯極楽湯に向かいます。普通のスーパー銭湯という感じで、ゆっくりできました。
しかし今は閉店してしまったようです…
再び南草津駅に戻り、ムーンライトながらの始発である大垣駅に向かいます。途中米原駅で乗り継いで、22時頃に到着です。
改札口のほうに向かってみると、そこにはおそらくムーンライトながらに乗るのであろう人がたくさんいました。けっこう一人の人が多かったかな?
行き先表示には「東京」の文字が!テンションが上がります。
出発20分前くらいに再びホームに降ります。すると…
「おっ、〇〇(僕の名前)やん」という声が。
まさかの同じ学校の人でした(笑)その人も旅好きで、春休みにムーンライトながらに乗る、という話はしていましたが、同じ日だとは…びっくりしました。
ムーンライトながらに乗車!
そして出発10分前くらいだったかな…
ムーンライトながらが入線してきました。入ってくるところは撮り損ねました…
いよいよ夜行列車の旅だ~、とワクワクしながら車内へ。ただ、写真はありません…残念。
写真がないので、文章で頑張って伝えたいと思います(笑)
乗車率は8~9割くらいだったと思います。そして、僕の隣は空席でした(途中からも乗って来ず)。
席はリクライニングも利き、快適かなと思っていたのですが…
とにかく足元が狭い!!
なんと、前の席の下が空調?みたいになっていて、足が全く伸ばせませんでした。通路側だったら通路に足を伸ばせるので(やりすぎはだめですが)、通路側のほうが良かったかも。
乗客が乗り込んだら、いよいよ出発です!割とすぐに動き出した気がします。
岐阜、名古屋と止まっていきます。一人で夜の風景を眺めていると、本当に一人旅してるんだ、という気分になりました。
車掌さんの検札も終了し、そろそろ寝ようかな、と思ったのですが…
足が伸ばせなくてしんどい!
隣に伸ばしたら良かったのですが、もし途中から乗って来る人がいたらどうしよう…とか考えてしまって伸ばせませんでした(笑)
とにかく、足を伸ばせないのってこんなにしんどいんだ、と実感しました。
それでもなんとか頑張ってウトウトしていたのですが…
今度はやたら長い時間止まる!
浜松駅で30分停車するのですが、それだけではなく、他の駅でも長時間停車していたように思います。
やっぱり動いていたら揺れとかで寝やすいのですが、止まっていると本当に寝れません!
前の席で大学生くらいの人がけっこう遅くまでトランプか何かをしていて(とても静かにやっていました)、入れてもらおうか、と思うぐらい寝付けませんでした(笑)
それでも何とか頑張って寝れたかな…
2日目に続きます。
読んでくださってありがとうございました!
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初出掲載:2020年6月5日