サッポロ夏割とGo Toトラベルキャンペーンの併用について 1,000円で宿泊して2,100円戻ってくる⁉
札幌市が宿泊代金を一人一泊につき5,000円負担してくれるという太っ腹企画、サッポロ夏割。
完売も続出で、利用された人も多いと思います。
僕も、これを利用して3泊、いろいろなホテルに泊まってきました。
全て6,000円(割引前)のホテルだったので、3泊してなんとたったの3,000円。
しかも、「さあ!サッポロ泊まってスマイルクーポン」という、札幌市内の飲食店やお土産屋さん、タクシーなどで使えるクーポンが1泊につき3,000円分もらえたので、3泊でなんと9,000円分のクーポンをもらえてしまいました!
結局、3,000円で宿泊して9,000円分のクーポンをもらったので、6,000円もお得に!
これでも十分なのですが、さらに、このサッポロ夏割は国のGo Toキャンペーンと併用可能という情報が飛び込んできました。
そこで、サッポロ夏割とGo Toキャンペーンの併用について解説していきます。
サッポロ夏割とGo Toキャンペーンは併用できる?
サッポロ夏割の「さぁ!サッポロ夏割&泊まってスマイルクーポン実施概要」
によると、
本事業における割引制度は、同⼀予約での「観光誘客促進道⺠割引事業(どうみん割)」「GoToトラベル事業」との併⽤はできません。
となっており、「Go Toトラベル事業」の部分は消されているので、Go Toトラベルとの併用は可能なようです。
還元額の計算方法は?
Go Toトラベルキャンペーンは、当面の間は宿泊費の35%を負担してくれる、ということになっています。
ここで疑問になってくるのが、還元額の計算方法です。
つまり、①サッポロ夏割を適用する前の値段の35%が還元されるのか、②サッポロ夏割適用後の値段の35%が還元されるのか、ということです。
例えば、
サッポロ夏割適用前:10,000円
サッポロ夏割適用後:10,000-5,000=5,000円
の場合、
①だと、10,000×0.35=3,500円、3,500円が還元されます。
②だと、5,000×0.35=1,750円、1,750円が還元されます。
これについては、Go ToトラベルのQ&A
https://goto.jata-net.or.jp/assets/docs/200731_1200_faq.pdf
を見ると、
Q45 地方自治体などによる独自の割引制度や OTA 等が発行するクーポン割引をあわせて適用したいのですが、支援額の計算の基礎となる「旅行代金」はどう計算するのでしょうか。
A Go To トラベル事業による支援額の算出に当たっては、元値(「宿クーポン」を適用する場合は「宿クーポン」適用後の価格)をもとに計算することを基本とします。地方自治体などによる独自の割引制度等による割引後の価格をもとに国の支援額を算出する必要はありません。
他方で、制度やシステム上の都合により、当該地方自治体等による独自の支援制度による割引後の価格をもとに本事業の支援額を決定することは排除しません。(強調引用者)
となっています。
つまり、基本的には①のやり方、つまり、サッポロ夏割適用前の値段の35%が還元されるようです。
1,000円で宿泊して2,100円現金が返ってくる!?
ここで疑問になるのが、サッポロ夏割適用前の値段の35%を還元してしまうと、現金が手元に返ってきてしまう可能性があるということです。
例えば、
サッポロ夏割適用前:6,000円
サッポロ夏割適用後:6,000-5,000=1,000円
となる場合、サッポロ夏割適用前の値段の35%が還元されると、
6,000×0.35=2,100、2,100円が還元されることになります。
つまり、ホテルに宿泊することで1,100円の得になるということです。
もしこれが可能なら、泊まるだけで1,100円の利益を生み出せるという、なかなか謎な現象が起きてしまいます。
実際、このように考えている人もいるようです。
しかし、これについては、前述のGo ToトラベルのQ&Aにおいて、
Q46 自治体が実施している旅行代金割引の定額補助などと併用して宿泊代金がマイナスになる場合、宿泊した際に宿泊施設からマイナスになった分を現金で受け取ることができるのでしょうか。
A 国及び地方公共団体からの給付金、補助金等が元の旅行代金を超えることは認められません。(元の旅行代金を超えて支援を受けることはできません。)
このため、仮にいくつかの割引制度を併用したとしても、旅行代金がマイナスになることはなく、宿泊施設で現金を受け取れることにはなりません。(強調引用者)
と記されており、1,000円で宿泊して2,100円返ってくるということにはならないようです。
それなら、どういうことになるのでしょうか。
これについてはまだ分かりません。
札幌市の判断を待つしかないと思われます。
個人的には、サッポロ夏割適用前の値段を元に還元する(①)と、上のような例が出てきてややこしいことになりそうなので、サッポロ夏割適用後の値段を元に還元する(②)、ということになるのではないかな、と思っています。
それでもお得なサッポロ夏割!
Go Toキャンペーンとの併用がどうなるかは分かりませんが、サッポロ夏割だけでも非常にお得なことは確かです。
完売も続出していますが、まだ空きがある宿泊施設もあるようなので、皆さんも利用してみてはいかがでしょうか。
読んでくださってありがとうございました!
絶景! 美瑛 四季彩の丘
7月19日、富良野・美瑛方面に行ってきました。
今回は、美瑛の四季彩の丘について紹介します。
美馬牛駅でレンタサイクルを借りる
西中駅から富良野線に乗車し、美馬牛駅を目指します。
「美瑛 四季彩の丘へ」と言っていますが、四季彩の丘の最寄り駅は、美瑛駅ではなく美馬牛駅です。
これは西中駅の写真です。
どこまでも続くまっすぐな線路、木製のホーム…
ザ・北海道の駅、という感じです。
15分ほどで美馬牛駅に到着です。
駅舎はこんな感じ。かわいいですね。
もう時刻は4時過ぎなのですが、これからレンタサイクルを借りに行きます。
美馬牛駅周辺には、「ガイドの山小屋」というレンタサイクル屋さんがあります。
このお店は、こちらの駅舎があるほうとは反対側にあります。
駅からは歩いて5分もかからないくらいです。
もう夕方でしたが、普通に借りることができました。
電動自転車で、2時間で1,200円のプランにしました。
ここ「ガイドの山小屋」さんでは、自転車は全て電動だった気がしますが、美瑛は丘のまちで起伏が激しいので、電動自転車を借りるのが無難です。
以前に一度来た時は普通の自転車を借りたのですが、坂がきつすぎて死にました…(笑)
ただ、苦労して登り切った後の下りはめちゃくちゃ気持ちいいです。
その快感を味わいたい人はチャレンジしてみてもいいかも?
四季彩の丘へ
美馬牛駅から四季彩の丘までは2㎞強で、歩いても30分くらいで着くことができると思います。
ただ、先ほどから言っているように起伏が激しいので、体力に自信のない人は避けたほうが無難です。
ちなみに僕は、ここに来る前に歩きすぎて疲れ果てていたので、自転車を利用しました(笑)
四季彩の丘に行く途中にある、美馬牛小学校です。
うまく撮れていませんが、とんがり屋根が印象的で、メルヘンチックな小学校です。
こんなところに通っていたら、一生自慢できるだろうな…
美瑛はどこを走っていても景色がすばらしいです。
どこを撮っても絵になります。
15分ほどで、四季彩の丘に到着です。
絶景!四季彩の丘
さっそく中に入っていきましょう。
入ると、青い花が出迎えてくれます。
ラベンダーかなと思いましたが、なにか違うようす。
たしかサルビアだったように思います。
そしてここを抜けると…
きれいすぎます!
もう本当にお花のじゅうたんです。
色鮮やかな花々が咲き誇っています。
背景の丘も含めてきれいですよね。
そもそも何もなくても絶景なので、そこに花があればもう最高です。
ひまわりもたくさん植えられていました。
四季彩の丘にひまわりがあるとは思っていませんでしたが、とてもきれいでした。
園内はとても広く、ノロッコのようなものが走っていたり、バギーで見て回っている人もいました。
僕は一人でそのようなものに乗る気にはなれず…
頑張って歩いて一周しました(笑)
どこから見ても本当にきれいです。
また、このときすでに夕方の5時頃だったので、人もあまり多くなく、日陰も多かったのでゆっくり見て回ることができました。
夕方の時間に行くのはおすすめです!
だいたい一周して戻ってきました。
早足で40分くらいで周りましたが、ここも半日くらい過ごそうと思えば過ごせそうです。
ほんとうに絶景でした。
ジェットコースターの道へ
まだ自転車を返すまでに少し時間があったので、勧めていただいたジェットコースターの道に行くことに。
場所は四季彩の丘とは反対側なのですが、電動自転車なら15分もあれば行けると思います。
「ジェットコースターの道」、名前は知っていましたが、どのようなところなのかは知りませんでした。
楽しみです。
入口の看板がありました。
どうやら農道のようです。
この坂を上ると…
先が見えてきました。
こんな感じで、登ったり下ったりを繰り返します。
本当にジェットコースターのようです。
車とかで通ると、もっと迫力があるのではないでしょうか。
道沿いにあった一本の木。
絵になります。
こんな感じで2時間のサイクリングを終え、帰路に着きました。
四季彩の丘は本当に絶景が楽しめるので、ぜひ行ってみてください!
もし花のシーズンではなくても、美瑛の丘をサイクリングするだけで楽しめると思います!
読んでくださってありがとうございました!
絶景!花のじゅうたん 富良野 ファーム富田・北星山ラベンダー園を巡る
7月19日、JR北海道が発売している一日散歩きっぷを使って、日帰り旅行をしてきました。
前回の記事で廃止となった新十津川駅を訪れた後、今回は富良野に向かいます。
北星山ラベンダー園と、ファーム富田という二つの花畑を巡ります。
ちょうどラベンダーの季節で、絶景が楽しめました!
富良野へ
コロナ対策なのか、窓を開けての運行でした。
僕はとある理由でダッシュをしたあとだったので(前回の記事で紹介しています)、冷房をつけてほしいと思ったのですが、列車が動き始めると風が入ってきて、なかなか涼しかったです。
ただし、駅に止まると風が入って来なくなって地獄でした(笑)
列車は空知川に沿って進みます。
ただし、川はあまり見えませんでした…
最後のほうにはとても長いトンネルを通過します。
1時間ほど乗車して、富良野駅に到着です。
謎のキャラクターが迎えてくれました(笑)
次の列車まで1時間ほどあるので、駅の外に出てみます。
この後はかなり歩く予定なので、先に昼食をとっておこうかと街を歩いてみたのですが、よさそうな店が見つからず…
結局、駅近くのスーパーでパンを買いました。
僕の旅ではだいたい、お店が見つからず食事がコンビニなどのパンになってしまいます(笑)
駅に戻ると、
期間限定で運行される富良野・美瑛ノロッコ号が止まっていました。
ノロッコ号に乗っても良かったのですが、とりあえず先に出発する普通列車に乗ることにしました。
11時42分発の旭川行き普通列車に乗車し、中富良野駅を目指します。
北星山ラベンダー園へ
ここから歩いて、まずは北星山ラベンダー園というところを目指します。
道路沿いにもラベンダーの花が。
周りの景色はこんな感じです。
十勝岳(だと思うのですが)などがよく見えています。
少し大きな通りに出て、10分ほど歩くと…
花畑が見えてきました。
遠くからでも、とてもきれいです。これは期待できそう!
北星山ラベンダー園に到着です。
中富良野町営のラベンダー園のようで、普段ならリフトも運行しているようです。
今はコロナの影響か、運行していませんでした。
というわけで、徒歩で登っていきます。
とても色鮮やかな花です。
これは確かマリーゴールドだったと思います。
あいみょんさんの曲を思い出しました(笑)
どんどん登っていきます。
写真では伝わりませんが、なかなかの急斜面でしんどいです。
どこから見てもきれいです。
どの花もほぼ満開といった感じでした。
バックには十勝岳などの山々も広がり、良い眺めです。
これが頂上近くから撮った写真です。
かなり登るのは大変でした。
上から眺めると、本当に花のじゅうたんという感じです。
とにかくきれいです!
少し降りてきたところです。
本当にどこから見てもきれい!
このあたりで北星山ラベンダー園は終わりにして、次は有名なファーム富田に向かいます。
北星山ラベンダー園は近くにファーム富田もあり、そちらのほうが有名で大きいからか、人も少なめでした。
正直、こちらでも十分すぎるほどきれいなので、ゆっくり見たいという人はこちらのほうがいいかもしれません。
この後書いていきますが、ファーム富田はとにかく人が多いので…
ファーム富田へ
続いてファーム富田に向かいます。
北星山ラベンダー園からは歩いて10分程です。
ファーム富田が近づいてくると、道が大渋滞になっていました。
ファーム富田渋滞のようです。
敷地に入ると、とても多くの人がいました。
入るとソフトクリームやメロン、軽食などを食べれるコーナーがあるのですが、かなり多くの人でにぎわっていました。
大丈夫だとは思うのですが、やはり人が密集している場所は避けようということで、このコーナーはスルーして花畑へと向かいます。
しかし、花畑も人が多い…
さすがファーム富田です。
園内にも何個も花畑があるようです。
とりあえず、一番近くのところから行ってみます。
とてもきれいです。
やはりファーム富田は広く、花の量も多いです。
人が多いのも分かります。
花畑の微妙な起伏が、より花々をきれいに見せているように思います。
このあたりで、次の花畑に移ります。
といっても、どれがどの花畑の写真なのか分からなくなってきているのですが…(笑)
確かここはラベンダーだけの畑でした。
派手さには欠けますが、ラベンダーだけの青い畑もきれいです。
どんどん行きます。
最後はいろいろな花が植えられている畑です。
けっこう平坦な場所にありました。
斜面を登らなくていいので楽なのですが、やはり斜面にあったほうがきれいに見えると思います。
少し早足で、1時間弱で周ってきました。
今日はこれまでにすでに15㎞ほど歩いており、とても疲れてきました。
また、暑いので何か冷たいものが食べたい…
と、いうことで、ソフトクリームを食べました。
なかなか両手が空かず、食べかけになってしまいました(笑)
ちなみにこのソフトクリーム、味は「メロンミックス」です。
メロンとラベンダーのミックスでした。
両方食べてみたかったし、他の人もほとんどこれにしていたのでこれにしたのですが、混ざってどれがラベンダーの味でどれがメロンの味なのかよくわからずに終わってしまいました(笑)
ラベンダーとバニラ、のように、片方が味が分かっていればいいのですが、両方味がよく分かっていないと、全く分からなくなります。
ミックスを買うときには気を付けようと思いました(笑)
でも、とてもおいしかったです。
これでファーム富田を後にします。
この後は、ラベンダー畑駅という臨時駅からノロッコ号に乗っても良かったのですが、時間がうまく合わなかったので、隣の西中駅まで歩くことにしました。
途中ラベンダー畑駅の近くを通ると、
ちょうど逆方向のノロッコ号が出ていくところでした。
なぜかよくわからないのですが、1両目に人が集中していて、他はがらがら状態でした。
後ろを振り返ると、ファーム富田のラベンダー畑が。
こっちから撮れたらよかったですね…
国道に出て、国道沿いに歩いて行きます。
どこからでもラベンダー畑を見ることができました。
写真には写っていませんが、最初に行った北星山のラベンダー畑も見えていました。
2、30分ほど歩くと、万華の湯という温泉施設がありました。
朝から走ったり歩いたりして、汗もかいていたので、入浴していくことにしました。
入浴料は1,000円ほどと少し高めでしたが、露天風呂からは十勝岳などの山々を一望でき、疲れをとることができました。
この温泉の隣には、「サンタのひげ」という、メロン半分にソフトクリームが乗ったスイーツを販売しているお店もありました。
少し高かったのと電車の時間があったのとで、食べるのは諦めました…
長くなってきたので、今回はここまでにします。
この後は美瑛に行き、四季彩の丘という花畑に向かいます。
読んでくださってありがとうございました!
廃止から約3か月 新十津川駅に行ってみた
7月19日、JR北海道が発売している一日散歩きっぷを使って、日帰り旅行をしてきました。
まずは、今年5月に廃止された札沼線の元終着駅、新十津川駅を訪れます。
札幌駅からスタート
朝6時前、札幌駅にやってきました。
もう7月の終わりとはいえ、朝は少し肌寒いです。さすが札幌…
旭川方面の始発列車、6時ちょうど発の旭川行きに乗車し、富良野方面への乗換駅、滝川駅に向かいます。
札幌~旭川間は電化されていますが、この列車はディーゼル列車でした。
乗客は、4人掛けボックスシートにそれぞれ一人ずつ座っているくらいでした。
岩見沢までは街が連続してありますが、岩見沢を出ると一面に畑や田んぼが広がる、北海道らしい景色になります。
2時間ほど乗車して、7時51分、滝川駅に到着です。
新十津川駅へ
滝川駅はとてもきれいで、駅前も整備されています。
ここで次の列車まで1時間半ほど時間があるので、近くにある新十津川駅に行ってみることに。
しかし、近くとはいっても…
片道4.3㎞もあります(笑)
まあ、早歩きで行けば1時間半ほどで往復できるだろうと思い、歩くことにしました。
行きは下側のルート、帰りは上側のルートを通ります。
毎回のことながら、後から後悔することになるのですが…(笑)
駅を出て、まずは住宅街を歩いていきます。
札幌を出るときはまだ肌寒かったのですが、この時間になってくると暑くなってきました。
日曜日の朝だからなのか他の日もそうなのか、人がほとんどいません…
20分ほど歩いて、やっと線路を渡ることができ、石狩川の堤防に上がることができました。
とても広い河川敷です。
川が全く見えません(笑)
堤防を少し歩いて、橋を渡っていきます。
橋は立派なもので、かなり距離も長かったです。
橋の真ん中あたりにさしかかると、やっと…
石狩川の姿を見ることができました!
水量もなかなか多く、さすが北海道一の川だ、という感じがしました。
川を渡り終えると、新十津川町に入ります。
駅まではもう少しのはずです。
「ありがとう札沼線」という看板もありました。
その後少し歩くと、踏切が見えてきました。
かなり元のまま、という感じで残っていました。
線路もそのまま残っています。
線路が登場したので、駅も近いはずです。
しかし、駅がある場所が分からなくなり、ぐるっと一周するはめに…
結局、滝川駅から1時間ほどかかってしまいました。
それでも何とか、新十津川駅に到着です。
新十津川駅に到着
大きな通りから少し入ったところにありました。
小さい駅です。
冒頭でも少し紹介しましたが、新十津川駅は札沼線の終着駅でした。
しかし、利用者も少なく、近年は1日1往復しか列車が運行していませんでした。
そのため、この駅は終電が午前10時という、「日本一終電が早い駅」として知られていました。
そんな中、2018年に、札沼線の北海道医療大学駅~新十津川駅間が2020年5月7日に廃止されることが決定しました。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、最終運行日が前倒しされ、4月24日をもって運行を終えました。
仕方がないとはいえ、少しかわいそうな終わり方ですよね…
中にも入ることができます。
ホームには立ち入ることができませんでしたが、周りから眺めることはできます。
ホームも線路も、ほぼそのまま残っているようです(廃止前に行ったことがないので分かりませんが…)
車止めまでの距離がかなり長いです。
もっとホームのすぐ近くにあるのかと思っていました。
「ようこそ新十津川へ」という看板もありました。
しかし、もう列車は来ません…
なんだか寂しい感じになりました。
駅全体的に、まだ列車が運行しているのではないかと思うくらい、きれいに整備されていました。
しかし、列車が来ることはもうないのです。
哀愁を感じたというか、なんとも言えない気持ちになりました。
滝川駅へダッシュ
本当はもう少しゆっくりしたかったのですが、次の列車の時間が迫ってきたので、急いで滝川駅に戻ります。
列車まであと40分しかありません。
帰りは、来た道とは別の道を帰ります。
バスも通っていて、どうやらこちらがメインルートのようです。
バスの時間があれば乗ってもいいかなと思ったのですが、残念ながらありませんでした…
ということで、大急ぎで歩いて行きます。
歩き始めてかなり早い段階で、橋が見えました。
「お、もう石狩川を渡れるのか。これなら余裕で間に合うな」、などと思ったのですが…
あと列車まで30分。
本当にやばいです。
その後、早歩きでは間に合わないかもしれない、ということで、最終的には走ることになりました…
最後の2㎞くらい、全力でダッシュしました(笑)
というのも、今度の富良野方面行の列車を逃すと、次の列車は6時間後…
絶対に逃すわけにはいきません。
かなり走って、なんとか出発2分前くらいに、滝川駅に戻ってくることができました。
かなり汗をかいてしまいました。
やはり往復8.6㎞を1時間半で往復するのはきついです(笑)
もっと時間があっても、歩くのはしんどいと思います。
もし滝川駅から新十津川駅に行くという人がいれば、バスで行くことを強くおすすめします(笑)
何はともあれ、9時42分発、富良野方面東鹿越行きの普通列車に乗ることができました。
この後は、富良野・美瑛方面を目指します。
「富良野・美瑛への旅」に続きます。
読んでくださってありがとうございました!
一日散歩きっぷで行く地球岬・ウトナイ湖の旅(2) ウトナイ湖は歩いていくもんじゃない!
ついに北海道でも移動自粛制限が解除されたので、JR北海道が発売している一日散歩切符を使って、室蘭市の地球岬と、苫小牧市のウトナイ湖に行ってきました。
かなり歩くことになりました…
苫小牧へ
この後、まずは室蘭駅から列車に乗って苫小牧まで戻ります。
この列車では、コロナ対策のため窓を開けての運行でした。
今の北海道の気温は20度前後なので、窓が開いていたら涼しく、気持ち良かったです。
冬に窓を開けられたりすると死にそうですが…
15分程で東室蘭駅に到着です。
ここからは、さらに東に向かう、という選択肢もあったのですが、そうするとかなり長時間列車に乗り続けることになるので、やめておきました。
13時23分発の苫小牧行きで札幌方面に戻ります。
この区間は学生の利用が多く、席が埋まるくらいの乗車率でした。
地図を見ると海沿いを進んでいるので、海が良く見えるのかなと思っていましたが、少しだけ内陸を進んでいて、一部しか見えませんでした。
1時間ほどで苫小牧駅に到着です。
実はまだこの後どうするか迷っていたのですが(笑)、グーグルマップを見て近くにウトナイ湖という湖があることを知り、ここに行くことにしました。
ラムサール条約にも登録されているようです。
地図を見ると、沼ノ端駅(苫小牧駅の隣の駅です)か植苗駅が最寄りのようです。
朝通ったとき、植苗駅が何もないところにあり、少し気になっていたので、植苗駅で下車してウトナイ湖を目指すことに。
しかし、後から後悔することになりました…
植苗駅で下車!何もない…
10分ほどで到着しました。
降りたのは僕ひとりでした。
駅舎はこんな感じです。
この植苗駅は、利用者も少なく、普通列車でさえも通過してしまう列車があるようです。
しかし、ICカード専用の改札機は設置してありました。
少ないとはいえ、日常的に利用者がいるのでしょうか。
駅を出ると、少しだけ民家はあるのですが、それを過ぎると…
何もありません(笑)
ただまっすぐな道が伸びています。
ここからウトナイ湖に行くにはどうしたらいいんだろう、と思いながらもう一度地図を見ると…
なんと、この道をまっすぐ行って一度国道に出なければならないようです。
僕は始め、線路側から湖のほうに行けるのではないかと思っていたのですが、展望台や遊歩道、ネイチャーセンターなどは全て線路の反対側にあるようで、そちらに行かないといけなかったのです!
しかも5.2km…
ですが、せっかく来たので行くしかありません!
ウトナイ湖へ!歩きまくる
というわけで、駅前の1本道を歩いていきます。
時々車が通過していきましたが、歩いている人は全くいませんでした(当然ですよね(笑))
また、10分おきくらいに飛行機が飛んでいくのも見えました。
実は、下車した植苗駅の隣の駅は南千歳駅で、新千歳空港の近くにあるのです。
コロナで減便されているとは思うのですが、かなりの頻度で飛んで行っていました。
さすが北海道の玄関口です。
また、歩いていると鳥の鳴き声などもたくさん聞こえました。
人があまりいないところを歩くというのもいいものです。
30分ほど歩くと、小中学校もありました。
とても広々とした運動場です。
北海道の学校の運動場はどこも広い気がします。
なにか北海道らしいな、と思って撮った写真。
そうでもないかもしれませんが(笑)
そして駅から歩き続けること約40分、バス停を見つけました!
植苗駅通って…
確かに駅前通りですが、40分も歩いてきましたよ!
駅の近くだろう、などと勘違いして降りてしまったら大変です…
そして、やっと大きな通りが見えてきました。
橋を渡れば国道です。
橋を渡りながら川を見てみると、白鳥がいました。
近くまで行けるようなので、行ってみましょう。
一羽だけぽつんと立っています。
今は少ないですが、秋から春先にかけては白鳥をはじめ多くの鳥がウトナイ湖にやってくるようです。
後で反対側を見てみると、こちらにも2羽いました。
そして国道に出ます。
見にくいですが、植苗駅3㎞の文字が。
かなり歩いてきましたね。
そして南に少し歩くと、
また出ました、植苗駅通。
もうここは駅前通りでもありません。
ちょっと無理がありますね(笑)
この後は国道沿いを歩いていきます。
かなり交通量が多くなりました。
また、時折飛行機が飛んでいくのも見えます。
国道に出てから20分ほど歩いて、ウトナイ湖サンクチュアリという、ネイチャーセンターの看板を見つけました。
もうちょっと大きくてもいいんじゃ…
「かつてん」の看板に完全に押されています(笑)
左に曲がって、もの置き場のようなところの横を進んでいきます。
こんな道の先にネイチャーセンターがあるのか、と不安になりながら歩いていきます。
やっとウトナイ湖に到着!
看板のところから15分程歩くと、駐車場とウトナイ湖の看板がありました。
さらに奥に進むと、ネイチャーセンターがありました。
なぜかどうでもいい写真ばかり撮っていて、ネイチャーセンターの写真がないのですが…
到着したのは4時20分頃。
植苗駅を出てから1時間ちょっとでした。
午前中にも地球岬に行くのに10㎞以上歩いているので、もう今日だけで20㎞近くは歩いています…
さすがに疲れてきました(笑)
とにかくセンターに入ろうと、ドアの前に行くと…
開館時間 16:30まで
という文字が。
あと10分しかない…
こんなぎりぎりに入ったら迷惑かなと思いつつ、中に人もいるようなので入ってみることに。
館内にはいろいろな資料が置いてありましたが、コロナ対策のためか多くが閲覧禁止になっていました。
時間があればウトナイ湖や鳥に関する話を聞けたようなのですが、時間がなかったので遊歩道のことを聞くだけにしました。
「ここまで歩いてこられたんですか?」と聞かれ、「JRの駅から歩いてきました」と言うと、驚かれていました。
ただの変人だと思われたのかもしれません(笑)
とにかく、道の駅まで遊歩道が続いていると教えていただいたので、歩いてみることに。
湿原、という感じがしてきました。
そして、やっと湖とご対面です。
遠かった…
湿地らしく、地面も少し濡れていました。
ところどころに鳥の観察場所があったのですが、時期的な問題なのか、湖には鳥は全くいませんでした。
遊歩道沿いでは鳥がたくさん鳴いていましたが、姿を見ることはできず…
ネイチャーセンターが開いている時間なら、望遠鏡を借りることもできるようだったので、今度来るときは借りてじっくり観察してみたいです。
途中からは木道が整備されていました。
以前に行った釧路湿原を思い出します。
あまり人もおらず、静かな湖でした。
遊歩道を30分ほど歩いて、道の駅に到着しました。
立派な道の駅です。
ここには展望台もあります。
ウトナイ湖の全景はこんな感じです。
なかなか大きく、自然豊かな場所です。
しかし、新千歳空港から近いので、飛行機が頭上を飛んでいくことも多く、こんな写真も撮れます。
ウトナイ湖は札幌から1時間ほど、新千歳空港からなら20分ほどで訪れることができます。
また鳥がたくさん来る季節などに来てみたいと思います。
こんどは沼ノ端駅へ。まだまだ歩きます…
もう時刻も5時頃なので、札幌に帰ります。
ここまで20㎞ほど歩いてきたので、さすがにここからはバスに乗ろうと思っていたのですが…
バスの時間が微妙!
バスは新千歳空港行きと、苫小牧駅方面行きがあったのですが、どちらも30分以上待たなければいけませんでした。
どうしよう、と思った挙句…
沼ノ端駅まで歩くことにしました(笑)
グーグルマップによると道の駅から沼ノ端駅までは約5㎞。
普通はバスを待つところですが、この時の僕は感覚がおかしくなっていまして、「5kmくらいなら歩けそうだな」などと考えてしまったのです(笑)
もうやばいですね。
というわけでまた国道沿いに歩いていきます。
しかしここからはしんどかったです。
足がかなり痛くなってきました。
しかも、僕は今日パンを2個しか食べておらず、完全にエネルギー切れです(笑)
おとなしくバスを待っておけばよかった、と思いますが、後の祭りです。
歩き続けるしかありません。
しかも、ここにきて曲がる道を通り過ぎてしまいました…
さらに歩く距離が長くなる…
結局1時間ほど頑張って歩いて、やっと沼ノ端駅に到着です。
きれいな駅です。
遠かった…
今度ウトナイ湖に行くときは、おとなしくバスに乗ることにします(笑)
札幌へ
この後は普通列車と快速エアポートを乗り継ぎ、札幌に帰りました。
結局今日の合計歩行距離は30.9km。
めちゃめちゃ歩きました(笑)
僕は旅行に行くとかなり歩くほうではあるのですが、それでも20㎞くらいでした。
30㎞越えは初めてです。
とても疲れましたが、歩いたからこそ出会えた景色というのもあったし、楽しかった面もありました。
あまりおすすめはしませんが(笑)
というわけで、今回の旅行記は終わりです。
読んでくださってありがとうございました!
一日散歩きっぷで行く地球岬・ウトナイ湖の旅(1)
6月18日、ついに北海道でも移動自粛制限が解除されたので、JR北海道が発売している一日散歩きっぷを使って、室蘭市の地球岬と、苫小牧市のウトナイ湖に行ってきました。
かなり歩くことになりました…(笑)
早朝の札幌駅をスタート
朝5時半過ぎの札幌駅からスタートです。
まだ朝が早いので、あまり人がいません。とても静かです。
さっそく駅に入り、今日使う切符を購入していきます。
今日使うのは、札幌の周辺の普通列車が一日乗り降り自由となる、一日散歩きっぷです。
土休日しか発売されていませんが、2,540円でこれだけのエリアが乗り放題というのは、とてもお得だと思います。
改札を抜けて、ホームに向かいます。
札幌駅のホームに上がるのもかなり久しぶりです。
札幌に引っ越してきた時以来です。
札幌駅の始発列車である、5時50分発の快速エアポートに乗車します。
電車に乗るのも引っ越してきた時以来です。
乗客は3割ほど。
始発だからか、コロナの影響か分かりませんが、少なかったように思います。
電車に揺られながら朝の札幌の街を眺めます。
電車に乗って旅ができる、ということが、本当にうれしかったです。
30分ほど乗車して、6時24分、南千歳駅で下車します。
列車を降りると、
なんと駅からANAの飛行機が止まっているのが見えました(少し見にくいですが…)。
次の列車まで少し時間もあるので、近くまで行ってみることに。
見えてきました。
かなり多く止まっています。
6機もいました!
コロナの影響で、出番を失ってしまった飛行機なのでしょうか…
前来たときはこんなところにいなかったと思います。
再び駅に戻り、6時57分発の普通列車で苫小牧に向かいます。
途中窓の外を眺めていると…
広々とした景色が広がります。
札幌から1時間ほどなのですが、北海道らしい景色です。
20分ほどで苫小牧駅に到着です。
ここでも次の列車まで少し時間があるので、駅の外に出てみます。
駅の外観です。
かなりさびれている感じがします…
少しだけ周辺を散策してみます。
歩いているとこんな看板が。
気を付けます…
苫小牧と言えば工場が多いイメージです。
駅から歩いて5分ほどのところで、王子製紙の工場の看板を見つけました。
少ししか歩いていませんが、駅に戻って次の列車に乗車します。
乗車するのは7時50分発の東室蘭行きです。
実はこの列車は札幌始発なので、初めからこの列車に乗ってきても良かったのですが、あまり長時間同じ列車に乗るのは良くないだろうと思い、何本も乗り継いできたのです。
30分ほどで白老駅に到着。
駅に着く前、民族共生象徴空間「ウポポイ」が見えました。
7月12日に開業するようですが、当面の間は入場規制などがかかるかもしれません。
落ち着いたら行ってみたいと思います。
1時間ほど乗車して、東室蘭駅に到着です。
すぐに室蘭行きの普通列車に乗り換え、終点の一駅手前、母恋駅で下車します。
この駅が今日最初の目的地である地球岬の最寄り駅です。
最寄り駅といっても3㎞弱はあるのですが…
地球岬へ
母恋駅から地球岬の近くまではバスが出ているようですが、歩いていきます。
最初のほうは市街地、といった感じで快調に飛ばしていましたが…
途中から上り坂になり、ペースが落ちてきます。
かなり急な上り坂でした。
しかし、登ったらご褒美もあるもの。振り返ってみると、
室蘭のシンボル、白鳥大橋がきれいに見えました!
その後もさらに登っていきます。
この坂を上ると海が見えそうです。
猫が頑張れと言ってくれているようです(笑)
坂を上りきると…
青々とした太平洋が広がっていました!
とてもきれいです。
頑張って歩いてきたかいがありました。
ここは金屏風というところのようです。
両側に断崖絶壁が広がっています。
なかなかの迫力です。
地球岬に行く前に、反対側にあるトッカリショというところに行ってみます。
坂道でしたが、歩いて10分程でした。
この辺りは海にもやのようなものがかかっていて、幻想的な感じでした。
こちらも断崖絶壁です。
青い海に白い断崖、緑の丘と、とてもきれいでした。
この景色を眺めながら、朝食をとることにしました。
もう10時頃なのですが、列車の中で食べるのはやめておいたほうが良いかと思い、何も食べずに歩いていました(笑)
この景色を眺めながら食べたコンビニのパンは、いつもよりおいしい気がしました(笑)
軽い食事を終え、地球岬に向かいます。
20分ほど歩いて、ついに到着です。
大きな地球儀が置いてありました。
地球岬の名前の由来はアイヌ語で断崖を意味するチキウ、だったと思うのですが、完全に地球押しですね(笑)
そして展望台に向かうと…
この絶景です!
海の色がとてもきれいでした。
また、本当に360度ぐるっと見渡すことができます。
地球の丸さを実感できる場所、などと観光案内に書いてありますが、本当にそうでした。
また、天気が良かったので、噴火湾を一望できました。
駒ヶ岳もとてもきれいに見えていました。
海を見たのも久しぶりですが、やっぱり海は良いものです。
地球岬にはまあまあ人がいました。
ほとんどの人が車で来ていたようです。
地球岬には人がいましたが、最初に行った金屏風やトッカリショは、車の人は通過してしまうのかほとんど人がいなかったので、静かなところで絶景を楽しみたいという人はそちらが良いかもしれません。
地球岬の絶景を堪能し、また歩いて駅に向かいます。
行きは母恋駅から歩いてきましたが、帰りは別の道に行ってみようと思い、室蘭駅を目指すことにしました。
室蘭駅までは4キロちょっと。
少し遠いかなと思いましたが、まあ歩けるだろうということで行ってしまいました(笑)
実際かなり遠かったですが、歩いているといろいろな発見もあるものです。
またも断崖絶壁を見つけたり、
駒ヶ岳がきれいに見える場所があったり、
いろいろな絶景に出会えました!
車に乗っていると気づかない景色に出会えるのが、徒歩旅の魅力だと思います。
しかし、疲れることは確かです(笑)
結局1時間ほど歩いて、やっと室蘭駅に到着です。
面白い形をしています。
とてもきれいな駅舎でした。
列車まで時間があるので、少し室蘭市内を散策してみます。
商店街はシャッター通りになっていました。
かなりさびれてしまっています。
本当は写真にも看板が写っている測量山というところに行ってみようかと思ったのですが、徒歩50分ということが分かり、やめにしました(笑)
また室蘭に来ることがあれば行ってみたいと思います。
長くなってきたので、今回はここまでにします。
次回は苫小牧市にある、ラムサール条約にも登録されているウトナイ湖に向かいます。
ここまでですでに12kmほど歩いているのですが、さらに歩くことになりました…
読んでくださってありがとうございました!
青春18きっぷ一人旅 北の大地を目指す! 3日目 北海道に上陸!
2017年8月、初めて北海道を目指した時の記録です。
前日の夜に八戸港からシルバーフェリーに乗船し、今日はいよいよ北の大地、北海道に上陸です!
北海道に上陸!
朝5時半ごろ、船の甲板に出てみると…
苫小牧の港が見えていました!
ついに北海道に到着です!
愛媛から1日半ほどかかって、やっとです。遠かった…
ただ、なんだか天気がいまいちですね。
雨もぱらついているような…
しかも、寒いです!
念のため長袖を一枚持ってきていたのですが、それを着ても寒い…
8月中旬なのに、さすが北海道です(笑)
6時前に、苫小牧港に到着です。
乗ってきた「シルバーエイト」です。
多少は揺れましたが、快適な船旅でした!
到着してから30分ほど、フェリーターミナルの中で時間をつぶして、6時半ごろの苫小牧駅行きのバスに乗り込みます。
港から駅までは5kmほど。
歩けない距離ではないですが、朝からいきなり歩くのはしんどいので、おとなしくバスに乗りました。
15分程で苫小牧駅に到着し、JRに乗り換えます。
普通列車で札幌駅に向かいます。
苫小牧駅を出て10分ほどすると、もう電車は森の中のようなところを通ります。
早くも北海道に来たんだ、と実感するような景色でした。
この辺りにはウトナイ湖という湖があって、ラムサール条約にも登録されています。
飛行機で新千歳空港に着陸するときにも見えると思います。
移動自粛制限も解除されたので、先日行ってみました。
その記事は近日中にあげようと思うので、興味があれば見てください!
札幌を観光
電車に揺られること1時間弱、札幌駅に到着です。
思っていた以上に大きな駅で、驚きました。
しかし、札幌駅に着くと、携帯に着信が…
なにかと思って出てみると…
「今日は雨なので、レンタサイクルは休みです」
という内容でした。
実は、今日は美瑛の丘をサイクリングする予定で、お盆の時期だったので、予約までしていたのです。
しかし、休み…
ついていません。
ということで、泣く泣く美瑛行きはあきらめ、札幌市内を観光することにしました。
まずは、札幌で最も北海道らしさを感じられる場所(だと勝手に思っています(笑))、北海道大学に向かいます。
北海道大学は札幌駅から歩いて10分もかからない場所にあります。
正門から入ってみると…
もう大学というより、公園のようです(笑)
ここは中央ローンという場所で、晴れた日には学生や市民の憩いの場になっているようです。
この日は天気が悪かったので誰もいません…
進んでいくと…
「少年よ、大志を抱け」のフレーズで有名なクラーク博士が登場します。
羊ヶ丘展望台にあるものと比べると、地味な感じがしますが…
さらに奥に進んでいきます。
また像がありました。
これは新渡戸稲造だったと思います。
像もさることながら、周りの景色がすごいですよね。
森のようです(笑)
これが有名なポプラ並木です。
写真が悪くて分かりにくなっていますが…
さらに奥に進むと、羊がいました!
でも、よく考えてください。
ここは札幌駅のすぐ近くにあるんですよ!(といっても、北大構内が広すぎてここにたどりつくまで30分ほどかかりましたが(笑))
そんな都市の真ん中に、羊がいるわけです。
すごくないですか?
北大、恐るべしです(笑)
結局北大の中をうろうろしていたら、1時間半ほどはたっていました。
そして、僕はすっかり北大のとりこになりました(笑)
雨だったので少し写真もいまいちな感じがしますが、晴れていたら本当に気持ちの良いキャンパスです。
みなさんも札幌を観光するときにはぜひ行ってみてください!
晴れているときの北大はこの記事を見てみてください!
北海道大学を出て、駅のほうに戻ります。
そして、今度は駅の南側にある、テレビ塔へ向かいます。
歩いて15分程で到着です。
立派なのですが、雨がだんだんひどくなってきました…
登ろうかどうか迷いましたが、せっかくだからと登ることに。
登ってみると…
これぞ札幌、というような写真ですが、天気が…
奥のほうがかすんでしまっています。
まあ、これはこれで雰囲気があって良し!
ともいえないくらいの雨ですね…
しかし、札幌は思っていた以上に都会です。
びっくりしました。
天気は悪かったですが、登って良かったです。
その後は時計台に向かいます。
テレビ塔から歩いて5分程です。
こんなに街中にあるとは…
がっかり、はしませんでしたが、想像とは少し違いました(笑)。
札幌駅に戻ります。
これまで雨の中を歩き続けたので、靴がびしょびしょです。
さらに、折り畳み傘を使っていたので、リュックもびしょびしょ…
中を見てみると…
着替えもびしょびしょです!
これはまずい…
というわけで、もう帰ることにしました。
「北の大地を目指す!」とか言っておいて、これで終わりかという感じですが(笑)。
仕方ありません。
ついてない…
普通列車で函館へ
とりあえず、快速エアポートに乗車し、札幌を離れます。
たった半日でしたが、主な観光地は周れました。
どうやって帰ろうかと考え、飛行機で帰ろうかなとも考えましたが、値段が高いのと、もう少し北海道の景色を見てみたいということで、電車で帰ることにしました。
次の列車まで少し時間があったので、外に出てみると、ショッピングモールがありました。
靴がびしょびしょで気持ち悪かったので、ちょうどいいと思い、500円のクロックスみたいなものを購入しました。
ここからクロックスで帰るのかよ、という感じですが、とりあえず履けたら良いか、という感じで買ってしまいました(笑)
靴を履き替え、駅に戻り、列車に乗車します。
途中苫小牧、東室蘭で乗り換え、函館を目指します。
特に東室蘭から先は、海のすぐ近くを走る区間もあり、とても景色が良かったです。
海と反対側も、広々とした景色が広がっていました。
やはり北海道は別世界だと感じました。
電車で帰ることにして良かったです。
写真を撮ろうと思ってスマホを取り出すと…
「充電がないので使えません」
本当についてないです…
長万部駅で最後の乗り換えをします。
外も暗くなってきました。
途中の森駅で長時間停車しました。
この駅では有名な「いかめし」という駅弁があります。
夜なのでないかな、と思いながら、店に行ってみると…
ありました!
ここにきて初めてついてるなと感じました(笑)
中はこんな感じです。
とてもおいしかったです。
ちなみに、なぜ写真が撮れているのかという話ですが、どこかのコンビニでモバイルバッテリーを買ったからです。
やはりスマホで写真を撮るなら、モバイルバッテリーは必須です。
列車に戻ります。
途中、運転士さんが、函館の夜景が少し見えます、といって、速度を落として運転してくれました。
車内は僕のように青春18きっぷで旅をしているんだろうな、という人ばかりだったので、サービスしてくれたのでしょうか。
かなり遠くのほうでしたが、少しだけ見ることができました。
うれしかったです。
22時前に函館駅に到着し、フェリー乗り場を目指します。
今日乗船するのは青函フェリーという、函館と青森を結ぶフェリーです。
この区間にはもう一つ、津軽海峡フェリーというのもあるのですが、青函フェリーのほうが安かったのでこちらにしました。
函館のフェリーターミナルまでは、函館駅からタクシーで10分程です。
五稜郭駅から30分ほど歩いても行けるようですが、雨で靴もサンダルなので、タクシーを使うことにしました。
フェリーターミナルに到着し、乗船手続きをして、23時30分発のフェリーに乗船し、北海道を離れます。
たった一日でしたが、楽しかったです。
フェリーは新しい船だったので、とてもきれいでした。
たった4時間ほどで着いてしまうので、早く寝ることにします。
4日目に続きます。
読んでくださってありがとうございました!